はじめに
HYROXの8種目で、一番練習してへんのがファーマーズキャリーやった。
やってたことといえば、ダンベル持ってランニングマシンの上を1分歩くだけ。 それも毎回やない。ほぼノー練習やと言うてええ。
ほんで千葉のタイムがこれや。
1分53秒。
調べたら、オープン男子の中央値は2分02秒やった。
9秒勝ってる。
⚠️ 8種目のうち、平均を上回ってたんはここだけやった。 一番練習してへん種目で、や。
今日はその理由の話をするわ。

ファーマーズキャリーってどんな種目か
まず基本を置いとく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 順番 | 6番目 |
| 距離 | 200m |
| 重さ(オープン男子) | 片手24kg × 2個 |
| 重さ(オープン女子) | 片手16kg × 2個 |
| 重さ(プロ男子) | 片手32kg × 2個 |
| 俺のタイム | 1分53秒 |
合計48kgを持って200m歩く
24kgのケトルベルを両手に1個ずつ。 合計48kgや。
それを持って200m歩く。 動作としてはそれだけ。跳ぶんも、引くんも、押すんもない。
8種目で一番短い種目や
200mを2分弱で終わる。 ⚠️ HYROXの中で一番早く終わる種目やと書かれてた。
サンドバッグランジが5分46秒、ウォールボールが5分48秒。 それと比べたら3分の1以下や。
短い。でも6番目に来るから、腕はもう終わってる。
置いてもペナルティは無い。でも10〜15秒消える
ここ、意外に知られてへんと思う。
置いても失格にはならん
200mの途中でケトルベルを地面に置いても、ペナルティは科されへん。
「置いたらアカン」種目やと思ってる人が多いけど、ルール上は休んでええ。
⚠️ サンドバッグランジとは逆やな。 あっちは絶対に降ろしたらアカンかった。
👉 ランジのルールはこっちに書いた:サンドバッグランジで止まった理由|練習50回、本番100回
ただ、置いたら時間は確実に減る
こう書いてあった。
1回置くごとに、下ろして持ち直す時間を含めて10〜15秒かかる
2分弱の種目で15秒は、けっこうデカい。 中央値2分02秒に対して、1回置いたらそれだけで平均以下になる計算や。
俺は一度も置かんかった
200m、一回もケトルベルを地面に置かんかった。
握力も余裕があった。 ⚠️ 「もう持たん」という感覚は一度も来えへんかった。
この「置かんかった」が、たぶん9秒の正体や。
⚠️ 1分53秒は、中央値より9秒速い
数字を並べとくわ。
| タイム | |
|---|---|
| オープン男子の中央値 | 2分02秒(8万2000人のデータ) |
| 俺(千葉) | 1分53秒 |
| 競技志向の水準 | 2分00秒〜2分30秒 |
中央値より9秒速い。
8種目で、ここだけ勝ってた
他の種目を思い出してみる。
| 種目 | 俺 | 相場 |
|---|---|---|
| サンドバッグランジ | 5:46 | 平均 約5分/サブ1時間半勢 5:22 |
| スキーエルグ | 5:04 | 一般 4:00〜5:00 |
| バーピー | 4:30 | ばらつきが大きい種目 |
| ファーマーズキャリー | 1:53 | 中央値 2:02 → 勝ってる |
⚠️ 他は平均前後か、少し届いてへん。 明確に上回ってたんは、ここだけやった。
しかも一番練習してへん種目で、や。
練習はほぼゼロやった
正直に書くわ。
やってたことは、これだけ
ダンベルを両手に持って、ランニングマシンの上を1分歩く。
それだけ。 ⚠️ 距離も測ってへんし、重さも本番の24kgに合わせてへん。
回数も毎回やない。気が向いた時にやる程度やった。
普通に考えたら、これで通用するはずない
本番は48kgを200m。 練習は軽いダンベルで1分歩くだけ。
サンドバッグランジの時と同じ構図になってもおかしくなかった。 ⚠️ あっちは練習50回に対して本番100回で、見事に止まってる。
でもファーマーズキャリーは止まらんかった。 なんでか。

なんで速かったか|答えはチンニングやった
調べてて、これやと思った。
グリップ強化の近道が、そのまま書いてあった
こう書いてあった。
ファーマーズキャリーのグリップ準備には、懸垂・デッドハング・キャリーが効く
グリップの専門的なトレーニングが、ファーマーズキャリーで一番投資対効果が高い
懸垂や。
俺は毎回、素手でチンニングをやってる
3日に1回のサーキットに、チンニング20回が入ってる。 背中の日には100回やる。
しかも全部、素手や。 ⚠️ グリップやパワーグリップは一切使ってへん。
握力トレーニングは1回もやったことがない。 グリッパーも握ったことない。
狙ってへんかったけど、一番効く練習をやってた
チンニングは「背中の種目」やと思ってやってた。 握力のためにやってたわけやない。
でも素手で吊り下がる動作は、そのままグリップの強化になってた。
⚠️ ファーマーズキャリーの練習を1分しかしてへんのに通用したんは、別の種目で毎回グリップを鍛えてたからやと思う。
👉 握力の話はここに書いた:HYROXは握力から壊れる|俺が握力トレを一切やってへん理由
👉 背中トレの中身はこっち:HYROXの「引く力」を作る背中トレ|8種目のうち3つは引く動作や
でも、ここは伸ばす場所やない
ここが今日の結論や。
一番差がつかん種目やった
70万件のリザルトを分析したデータがある。
| 種目 | エリートと一般の差 |
|---|---|
| バーピーブロードジャンプ | 107秒 |
| ファーマーズキャリー | 26秒 |
⚠️ ファーマーズキャリーは、レースの中で一番バラつきが小さい種目やと書かれてた。
つまり、頑張っても数秒しか変わらん
エリートと一般で26秒しか差がつかん。
すでに中央値より9秒速いところにおる俺が、必死で鍛えても削れるのは数秒や。
ここに練習時間を注ぐのは、明らかに効率が悪い。
「得意やから伸ばす」は、たぶん間違い
⚠️ 得意な種目って、つい練習したくなる。 気持ちええからな。
でもレースのタイムを縮めたいなら、そこは触らんでええ。
今の状態を維持して、時間は他に回す。 それが正解やと思う。
👉 同じ理由でマシン2台も攻めんことにした:マシン2台で10分30秒|HYROXでここは攻めたらアカン

まとめ|8種目、これで全部書き終えた
この記事で、HYROXの8種目ぜんぶ書き終えた。
千葉の全タイム
| 種目 | タイム |
|---|---|
| スキーエルグ | 5:04 |
| ソリ押し | 3:19 |
| ソリ引き | 5:19 |
| バーピーブロードジャンプ | 4:30 |
| ローイング | 5:26 |
| ファーマーズキャリー | 1:53 |
| サンドバッグランジ | 5:46 |
| ウォールボール | 5:48 |
| 種目8つ 合計 | 37分05秒 |
⚠️ 3日書いて分かった、一番デカいこと
効く練習は、種目名と一致せえへん。
| 種目 | やってた練習 | 結果 |
|---|---|---|
| サンドバッグランジ | プレートランジ50回(本番は100回) | 止まった |
| バーピー | ランのあと・背中トレに混ぜて | 戦えた |
| ファーマーズキャリー | 1分歩くだけ(+素手のチンニング) | 唯一、平均に勝った |
握力トレを1回もやってへん人間が、握力の種目で勝ってる。
⚠️ 「ファーマーズキャリーの練習」やなくて「素手で吊り下がる習慣」が効いてた。
種目名で練習を選んだらアカンねん。 動作で選ぶ。
大阪までの優先順位(最終版)
| 順番 | どこ | 削れる時間 |
|---|---|---|
| 1 | 移動(ロキシングゾーン) | 4分16秒 |
| 2 | サンドバッグランジ | 約1分 |
| 3 | ラン8本の失速 | 数分 |
| — | マシン2台 | ⚠️ 攻めたらアカン |
| — | バーピー | 今のままでええ |
| — | ファーマーズキャリー | 触らんでええ |
8種目ぜんぶ書いて、やることがハッキリした。
種目を鍛えるんやない。移動を詰めて、疲れた脚で走れるようにする。 それだけや。
👉 一番デカい伸びしろ:ロキシングゾーンで9分16秒使ってた|誰も練習せん場所の話
👉 千葉の全リザルト:HYROX千葉、1時間40分25秒でした|サブ1時間に届かんかった一番の理由

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